WIN10環境における不具合
CC330-20をWIN10の環境で使用する場合ドライバー自体は対応しているものの
プラグインであるCutting Master 2がWIN10をサポートしていないので
そのせいなのか動作が不安定になりがちになります。
具体的な不具合はイラストレーターからカット出力する際自動でCutting Master 2が立ち上がるがこの時にタイムアウトしてしまう
予め手動で立ち上げておくことでこれは回避可能です。
もう一つの不具合として上記のように手動で立ち上げた際に
本来であればCC330-20用の設定が読み込まれるはずが、まっさらな状態でメディア等の設定も読み込まれない点です。
不安定と書いたのはこれが気まぐれで起こってしまうからです
この症状が出ても出力自体が出来なくなる訳ではなくカット圧の設定さえきちんとすれば種別関係無くカットできます。
なので普段から使用していればカット圧の調整はそこまで困難ではないと思います。
台紙を使うかどうかで変わっては来ると思いますが、自分は台紙なしでカットする事の方が多いので概ねカット圧「3」か「4」
熱転写のラバーシート等の場合は「29~32」程度でしょうか。
使いづらさは感じるものの問題なく動作はします、先を見ればこのままでは良くないのかもしれませんね。
ステッカー作成環境紹介
現在使用しているステッカーの作成環境の紹介です。
管理人のメモ的な意味もあるのでご了承ください。
カッティングプロッター「GRAPHTEC Craft ROBO CC330」
2011年には販売が終了しており、現在は在庫販売しているところも少ないと思います。
付属ソフトでもデザイン・カットは可能ですが
ソフトの使いやすさや精度がお世辞にも良いとは言えません。
そこでAdobe Illustratorを使用してCraft ROBOへ出力する事ができます
イラストレーターを使用するには月額2,728円払う必要があるが
使いやすさを考えれば安い・・・かも?
少なくともそれなりの使用頻度の人からすれば格安と言ってもいい。
ただし、このマシンに対応しているIllustratorは「Adobe Illustrator CC 2014」
それ以降のバージョンには対応していません、先を考えたらここが一番のネックかもしれませんね・・・。
イラストレーターから出力するにはCutting Masterというプラグインソフトが必要になり、こちらもGRAPHTECのホームページからダウンロードできます。
このプラグインは何種類かありCraft ROBO CC330に対応しているのは
Cutting Master 2となります。
この環境での制作は10数年前からの物ですが未だに現役選手です
いつかは買い替えが必要になるとはいえ決して安い買い物ではないのでなかなか踏ん切りがつきません
というより未だ元気に動いているのに環境を変える必要もないかなというのが本音です。
限界を感じるまではこのまま頑張ってもらおうと思います。